2019年10月17日木曜日

JAPANESE ART ANIMATION COLLECTION vol.004

京都のLumen galleryがセレクトした
新旧アートアニメーション作品の上映企画第4弾!


2019年11月9日(土)10日(日)
時間:両日とも16:00~ / 18:00~
1プログラム:1,000円

詳しくはこちらのホームページで
Lumen gallery
http://www.lumen-gallery.com/


















































今回は1981年制作の「人魚」を上映していただきます。
古い作品なのですが上映していただけるのは嬉しいです。

関西方面の方、ぜひ見にいらしてくださいませ。








2019年9月2日月曜日

ついにヒグマがうちの地区に来てしまった。。。

今年の8月はヒグマ騒動だった。。
近くの山にはヒグマがいるという事は知っていたけれど
まさか自分のうちのすぐそばまでやってくるとは
思いもしなかった。

幸いうちの庭には来なかったけれど
すぐ近くでも庭の家庭菜園の畑が
荒らされている家があったので
庭に出るのすら周りを見渡して
買い物も昼間にするようにしていた。

民家のプラムの木を登って食べていたというのが始まりで
パトカーがサイレンの音で
山に返そうとしても動じず
悠々と歩いている様子が連日テレビで流されてたけれど
ああいうのが庭に来てたらと想像するだけで怖い。本当に。

そう言えば、ヒグマが出る少し前に
近所の人が
「庭のリンゴの木が今年はすごく美味しくなりそうなの」
と言っていたのを思い出した。
つまり今年は家庭菜園や果物が豊作だということ?
熟した果物の匂いに釣られてやってきたのだろうか。

出没してから2、3日経った頃、
夜の8時ぐらいに
突然、家の前でキツネがギャンギャン鳴き出した。
玄関のドアを開けると
すごい勢いで黒い影が逃げて行ったので
どうしてわざわざ階段を登って玄関の前で
鳴き出したのか、不思議に思っていると
しばらくして
今度は遠くでパトカーのサイレンの音と同時に
「いま熊が出ていますので家から絶対に出ないでください。
車の方は車から出ないでください」
という拡声器の声が聞こえてきた。
なんだかその夜は
自分の住んでる一帯が野生の闇の中にいるような
怖さを感じた。

最近は家の外で犬を飼う家も
ほとんど見なくなったので
そういうのも原因のひとつなのかなとも思ったけれど
羅臼町ではクマに番犬用の犬が5匹襲われてるらしいのでそうとも言えないかも。。。





2019年8月20日火曜日

墨アニメーションの作り方3

ここからはPCでの作業になります。

5)スキャナーで取り込み、フォトショップで加工



このように取り込んだ和紙は紙の歪みがあるので
それをフォトショップで丁寧に消していきます。

この上に乗せる桜の花びらは
周りを透明に丁寧に消していきましたが
これは枚数が多いので結構しんどいです。。。
でも、これが終わると次のAEでの動きの作業は楽しいので
なんとか終わらせます。

6)アフターエフェクトで動きの制作

・寝ている犬は10枚の繰り返しです。
・微妙にお腹を動かしているのですが、ちょっとわかりずらかったのが残念。
・ふわふわした感じを表すために一枚づつOLで動かしてます。


・木陰の動きは風に揺れてる感じを表すために25枚の繰り返し。


・桜の花びらの動き



これらを重ねていきます。
木陰は透明度をつけて重ね、その上に桜の動きを重ねます。
(乗算で乗せる場合は間にマスクを作って入れます。)
色の濃さやバランスはここで調整します。

・出来上がったカットがこちら



・他のカットも同じように進めていきます。


7)プレミアで編集、音入れ

・この作品は映像ができたところで音楽の方にお願いしました。
札幌で活動してい木箱さんに作っていただきました。
優しい風を感じる音楽を作っていただきたいとお願いしたところ
本当にぴったりの素敵な曲を作っていただきました!
木箱さんのHPでは他の曲も聴けますよ〜。
https://kibaco.net/top.html

・桜の花の声は知り合いに紹介していただいた方です。
とても可愛い声で気に入ってます。



8)完成がこちら




この作品は2012年制作なので
ソフトの使いかたなど、
今とは多少の違いがあります。

ですのでマスク制作の仕方や
アフターエフェクトでの操作の仕方など
細かいところは省いています。

作画も最近は少しづつですがTVペイントを
使うようになってますので
その場合は作画したものを
プリントアウトしてから
墨や水彩で仕上げていきます。

手描きの墨絵や水彩はやはりとても美しいです。
描いている時に感じる美しさを
少しでも伝わるように作りたいと思って制作しています。

デジタル作画はとても便利ですし
すぐ動きを観れるので楽しいです。
でも、手間はかかりますが
このようなやり方もあるということを
知ってほしいと思います。



2019年8月6日火曜日

墨アニメーションの作り方−2

2012年制作の「おひるね」という1分のアニメーションで説明していきます。
フルバージョンはyoutubeでご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=xY7yfjXTVeM&t=3s



1)アイディア、イメージイラスト

当時我が家で飼っていた黒柴がモデルです。

その子がテラスで寝ていたところ
桜の花びらが風に飛ばされてきて
何枚か体の上に乗っていました。

その様子がとても綺麗で気持ちよかったので
その光景を描いたものです。

ふわふわした黒い犬の毛の上の
小さな桜の花びらを可愛らしく描きたいなと。

最初のイメージイラストがこちら



2)絵コンテ
この作品は1分くらいのワンシーンのアニメーションなので特別絵コンテは書きませんでした。


3)作画
基本は鉛筆で動画用紙に手描きです。

・まず寝ている犬のレイアウト


・この絵を基本に、犬、桜の花びら、花びらの影、桜の木の影を別々の紙に描いていきます。

・桜の花びらの場合
飛ばされてくる桜の花びらの動きの軌跡を入れます。


・花びらの動きをつけていきます。
番号は花びらが動き出す順番です。
風は(画面の)右から左へと吹いてくる設定なので一番右側が最初に動き出します。
一枚づつ丁寧にパラパラと動きをつけましたが
どういうふうに飛ばされていくのか、考えるのはとても楽しいです。


出来上がった動画用紙をスキャナーで取り込み、
アフターエフェクトで桜の花びらの動きのチェック。
こんな感じです。



4)墨仕上げ
動きができたら墨仕上げします。

・A4サイズに裁断した和紙や画仙紙をタップ用の穴あけパンチでタップ穴をつくります

・トレース台で動画用紙を写して和紙に墨で描いていきます。

・和紙にはそれぞれ滲みやすいものや滲みにくいものなど、特性があるので描きたいものに合わせて描いていきます。

 ・寝ている犬は滲みにくい和紙にしました。
滲みが強いと画面が動きすぎてしまって
眠っている感じが出にくいので、
小さめに丁寧に描いて、質感が出せるように拡大して
使っています。




・桜の花びらも小さい絵なので丁寧にしっかり描ける紙にしてます。
・部分しか使わない場合は
小さく和紙を切って動画用紙に貼って使います。




・逆に後半のあくびのシーンは
黒柴の毛の柔らかい感じを墨で出せるように
滲みが強い和紙(麻紙)を使って描いてます。



・ラストの桜ちゃんは
滲み具合はちょうど中間の画仙紙を使ってます。
細い線をしっかり描きたかったのと
ピンク色をふわっとつけたかったので。




和紙は3種類使っていますが
墨は1種類です。
色は透明水彩でつけています。

仕上げが終わったら
次からはPCでの作業になります。

2019年7月29日月曜日

墨アニメーションの作り方-1

私は80年代から個人制作の墨アニメーションや
手描きアニメーションを作っています。

今は手描きのアニメーションを作る方は少なくなってますので
メイキングはあまり必要ないかと思ってましたが
逆に貴重かも?とも思い立ち
こちらに少しづつ作り方を載せていこうと思います。

80年代は描いたものを8ミリカメラや16ミリカメラで撮影していましたが
90年代に入りデジタル化が進んだことで
私自身もビデオやPCへと移行しています。

現在の作品制作は手描きで描いた動画をスキャナーで取り込み
フォトショップで加工し
アフターエフェクトで動かしています。
順番は下記のようになります。

1)アイディア、イメージスケッチ制作

2)絵コンテ制作(ストーリーがあるものや仕事の場合など)

3)作画
・手描きの場合は、出来上がった動画用紙をスキャナーでPCに取り込み、アフターエフェクトで動画のチェック
・デジタル作画(TVペイント)の場合は逆に動画チェックしたものを動画用紙にプリントアウトして、それを元に墨仕上げにしています。

4)墨仕上げ、彩色

5)スキャナーでPCに取り込み、フォトショップで加工(ゴミの修正やマスク制作)

6)アフターエフェクトで動きの制作

7)プレミアで編集、音入れ

8)完成

これが簡単な流れです。
次回からはもうちょっと掘り下げて書いていきたいと思います。



墨アニメーションの作り方2へ










2019年7月22日月曜日

VIDEO PARTY2019

京都のLumen gallery主催のVIDEO PARTY2019に
「メタモルフォーゼ](3分47秒)を出品します。

「VIDEO PARTY」は2013年から様々な個人作品の映像の発表の場として企画されたものです。
以前からずっと出品したいと思っていたので、今年やっと出品できました。
「メタモルフォーゼ]の上映は7/28(日)のプログラム3です。
見に来てくださいませ。

プログラムなど詳細はLumen galleryのHPで
http://www.lumen-gallery.com
今年は4日間に渡り全8プログラムの上映です。

会場:京都府京都市下京区下鱗形町543 有隣文化会館2F   Lumen gallery

会期:第1期 2019年7/27(土), 28(日),
            第2期 2019年8/3(土), 4(日),

入場料
1プロ:一般1000円・学生500円
4プロ:一般2000円・学生1000円
フリーパス:一般3000円・学生1500円










2019年5月19日日曜日

フランクフルトの「ニッポンコネクション」で「メタモルフォーゼ」が上映されます。

19TH NIPPON CONNECTION FILM FESTIVAL

「ニッポン・コネクション」はドイツ、フランクフルトで開催される世界最大の日本映画祭です。2019年は5月28日から6月2日まで。

公式ホームページはこちら
https://www.nipponconnection.com/nc-2019-japanese.html

7つの部門で構成されており
「ニッポン・シネマ」
「ニッポン・ヴィジョンズ」
「ニッポン・ドックス」
「ニッポン・アニメーション」
「ニッポン・レトロ」
「ニッポン・キッズ」
「ニッポン・カルチャー」

上映されるのは「NIPPON ANIMATIONニッポン・アニメーション」の中の
TRANSIENCE – THE BEST OF RECENT INDIE ANIMATION」のプログラムです。

Nishikata Film Reviewで各作品を画像付きで紹介してくれてます。
https://www.nishikata-eiga.com/2019/05/transience-best-of-recent-indie.html

嬉しいですね!



[メタモルフォーゼ-Metamorphose]2018