2018年9月15日土曜日

「クレーターのなる木」1987年制作

1987年制作の「クレーターのなる木」(A piper)をyoutubeにフルバージョンでアップしました。
こちらでご覧下さい https://youtu.be/1u_S0MdUlAU
8ミリフィルムからフィルムスキャンして頂きました。

3分26秒 素材:墨、和紙

作品コメント:
どこからともなくやってきた笛吹が、変なものたちを従えて、不思議な木に花を咲かせるアニメーション。筆の動きによって出来る空間や世界が面白くて、思いつくまま気持ちよく動かして作った作品です。タイトルの「クレーターのなる木」というのは「月のなる木」という意味です。
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「クレーターのなる木」 (A piper ) ReikoYokosuka

どこからともなくやって来た笛吹きが,変な物達を従えて,不思議な木に花を咲かせるアニメーション。
This animation is a strange piper makes following spirits a mysterious blossom.


Title in English                                                            A piper
作品完成年-Completion Year                               198710月・1987, October
上映時間-Run time                                                3 minute 26 second
製作国-Production Country                                                   Japan
作品ジャンル-Genre                                                       Animation
作品種別-Type                                                           Fantasy
Animation Technique                                   Japanese ink on Japanese paper
音楽-music                   加太 好晴 Yoshiharu Kabuto





(こちらは14秒バージョン)

この作品を作った頃私は東京の某テレビ局の報道部で
テレビのニュースで使われるイラストをPCで制作するオペレーターの仕事をしていました。
ニュース番組でアナウンサーの隣に出てくる、ニュースを説明する画像や地図、グラフ、
特集記事で使われるイラストなどでした。(2Dね)
オンエアの30分前に記事が出来て来て急いで作業始める、なんてこともありました。
オンエア前の記者たちが走り回っている様子はなかなか壮観でした。

この2年後くらいに結婚を機に仕事はやめてしまいましたが
この時の、わずかな時間で相手の望む絵を書かなくてはならないという経験は
その後の仕事をする上でとても役に立ちました。

あわただしい毎日の中で、仕事が終わってアパートに戻り
動画用紙に向かって手描きの作品制作をしていると
自分を取り戻していけるような開放感がありました。
そんな時期に作っていた作品です。

余白を生かすという描き方は
墨絵でアニメーションを作るようになって気がついたものです
キャラクターに1本の影の線を入れることによって
空間が生まれてくるのなら
広さも天地も奥行きも自由に表現することができるのではないか?と。
それは無重力空間の中に入っていけるような楽しい作業でした。

アニメーションは何百枚と作画するので
ものすごく大変な作業をしているように思われますし
実際大変ではあるのですが

この動かす面白さはアニメーションでしか味わえないのですね。

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