2019年7月29日月曜日

墨アニメーションの作り方-1

私は80年代から個人制作の墨アニメーションや
手描きアニメーションを作っています。

今は手描きのアニメーションを作る方は少なくなってますので
メイキングはあまり必要ないかと思ってましたが
逆に貴重かも?とも思い立ち
こちらに少しづつ作り方を載せていこうと思います。

80年代は描いたものを8ミリカメラや16ミリカメラで撮影していましたが
90年代に入りデジタル化が進んだことで
私自身もビデオやPCへと移行しています。

現在の作品制作は手描きで描いた動画をスキャナーで取り込み
フォトショップで加工し
アフターエフェクトで動かしています。
順番は下記のようになります。

1)アイディア、イメージスケッチ制作

2)絵コンテ制作(ストーリーがあるものや仕事の場合など)

3)作画
・手描きの場合は、出来上がった動画用紙をスキャナーでPCに取り込み、アフターエフェクトで動画のチェック
・デジタル作画(TVペイント)の場合は逆に動画チェックしたものを動画用紙にプリントアウトして、それを元に墨仕上げにしています。

4)墨仕上げ、彩色

5)スキャナーでPCに取り込み、フォトショップで加工(ゴミの修正やマスク制作)

6)アフターエフェクトで動きの制作

7)プレミアで編集、音入れ

8)完成

これが簡単な流れです。
次回からはもうちょっと掘り下げて書いていきたいと思います。



墨アニメーションの作り方2へ










0 件のコメント:

コメントを投稿